ラヴェル

#55 異なる水の表現-ラヴェルの場合

クロード・ドビュッシー、モーリス・ラヴェルのふたり。「水」を描写した作品は枚挙に暇(いとま)がありませんが、その表現、描き方はまったく違った色彩感と視点の動きを感じます。 ラヴェルは、遺された写真のように、いつもきちんと …

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#44 軽妙洒脱、ピアノ協奏曲の新境地 その2

ラヴェル作曲のオペラ『子供と魔法』の台本を書き、ココ・シャネルの寵愛を受けた事でも有名な小説家コレットが語るラヴェル像は「リスのような‥」という、小動物のような形容。「人並みはずれて弱々しい身体と、その上にのった、大きく …

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#43 軽妙洒脱、ピアノ協奏曲の新境地

『スペイン人作曲家よりスペインっぽい曲を書く作曲家』と称されたモーリス・ラヴェル。なのに、生涯、一度もスペインに足を踏み入れたことがなく、スペインに隣接した母の故郷バスク地方にも、生後三ヶ月居たのち25歳になるまで行って …

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#42 ラヴェルの精緻な世界『ソナチネ』その弐

パリから西に進み、広大なヴェルサイユ宮殿を通り過ぎ、細い木々の並木道を進んで、ふと視界が開けたところに、教会とカフェ一軒がある小さな村、モンフォール=ラモリィ(Montfort-l’Amaury)に辿り着きま …

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#41 ラヴェルの精緻な世界『ソナチネ』その壱

モーリス・ラヴェル作曲の『ソナチネ』。ソナチネsonatine とは、ソナタsonata の指小辞(ししょうじ/diminutive)で、少し小さなとか、よりも小規模な、演奏も容易でピアノの入門者が弾くような曲をさすこと …

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#35 ラヴェル、亡き友への思いを古典舞曲にのせる

ラヴェルは亡き友人たちへの思い出を語りかける言葉を、あの細かいたくさんの音符にして、フランス語の流麗な言葉を連ねたような音の世界を作りました。そしてそれを古典的な舞曲にのせて、さまざまな人模様を浮かび上がらせます。 ちょ …

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