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#56 異なる水の表現-ドビュッシーの場合

クロード・ドビュッシーの「水」の音の描き方。 音符の縦の線の間隔の変化で水の動きを描いたモーリス・ラヴェルに対し、音程の高低差を使って水の動きの速度を縦横無尽に描く技巧は、オペラ『ペレアスとメリザンド』第三幕1場で、メリ …

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#55 異なる水の表現-ラヴェルの場合

クロード・ドビュッシー、モーリス・ラヴェルのふたり。「水」を描写した作品は枚挙に暇(いとま)がありませんが、その表現、描き方はまったく違った色彩感と視点の動きを感じます。 ラヴェルは、遺された写真のように、いつもきちんと …

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#54 ドビュッシー『夜想曲』第3曲「シレーヌ」

『夜想曲』第3曲「シレーヌ」、オペラ『ペレアスとメリザンド』の海の情景、そして集大成としてのオーケストラ作品『海-管弦楽のための3つの交響的素描』と、ドビュッシーは、海の様々な表情を音を通して具象化します。 「海には無数 …

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#53 ドビュッシー『夜想曲』第2曲「祭」

ドビュッシーは「『祭』は、光が煌めくような雰囲気を持つ踊るようなリズムであり、動きである。それは祭の中を通り抜け、祭と溶け合う行列で、まばゆく空想的な幻影のエピソードで、音楽と全体のリズムに関わる光の粒子と祭との混合物で …

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#52 ドビュッシー『夜想曲』第1曲「雲」

まだ18才のドビュッシーが、依頼された歌曲の伴奏を通しての、裕福な夫人との邂逅。「挑みかかるように、心の平静を乱す眼差しになる術を心得ていたその碧い目と、豊満な姿態」を持つヴァニエ夫人の虜にならぬ筈もなく、その関係は10 …

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#51 ドビュッシーが誘う、まどろみの午後 - 革新的なバレエを生む

クロード・ドビュッシーの父親はパリ郊外で様々な商売を営むがうまくいかず、勃発した普仏戦争でパリ・コミューンに参加するも捕虜となり、4年間も投獄されます。生活は困窮を極め、幼少のクロードは南仏カンヌの叔母の所に預けられるこ …

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