#35 ラヴェル、亡き友への思いを古典舞曲にのせる

ラヴェルは亡き友人たちへの思い出を語りかける言葉を、あの細かいたくさんの音符にして、フランス語の流麗な言葉を連ねたような音の世界を作りました。そしてそれを古典的な舞曲にのせて、さまざまな人模様を浮かび上がらせます。 ちょっとテンポを変えてみたりペダルを多用して弾いてみると、その影絵の部分も見えてくる不思議。

【出演】中田昌樹(指揮者)

【演奏】モーリス・ラヴェル『クープランの墓』ピアノ組曲より「プレリュード」「フーガ」「フォルラーヌ」「メヌエット」「トッカータ」 演奏/江澤隆行

イントロ&エンディング クロード・ドビュッシー『小さな黒人』 演奏/江澤隆行

【提供】笹川日仏財団

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