#46 ベルリオーズの夢か現か幻か

原題//『ある芸術家の生涯のエピソード、五部構成の幻想的交響曲』(Épisode de la vie d’un artiste, symphonie fantastique en cinq parties

「病的なほどの感受性と燃えるような激しい想像力を持つ若い音楽家が、恋に悩み絶望のあまりアヘンによる服毒自殺を図る。麻薬の量は死に至らしめるには足りず、彼は重苦しい眠りの中で一連の奇怪な幻想を見る。その感覚、感情、記憶が、彼の病んだ脳の中に観念となって、そして音楽的な映像となって現われる。愛する人の姿がひとつの旋律となって、あたかも固定観念のようにそこかしこに現われ、聞こえてくる」(1855年の演奏会に添えられたプログラム・ノートから)。

【出演】中田昌樹(指揮者)

【演奏】エクトール・ベルリオーズ作曲『幻想交響曲』第2楽章 レナード・スラットキン/指揮、フランス国立リヨン管弦楽団/演奏

イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行

【提供】笹川日仏財団

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