#32 ラヴェルは如何なる風を夢想したか?

パリ郊外、モンフォール・ラモリィの《ベルヴェデーレ(眺めのいい家)》と名付けられた、モーリス・ラヴェル最後の棲家。その寝室に、彼はギリシャ風の柱頭を持った柱を自ら描きました。 遥か、ギリシャ神話に登場するミュージックの語源にもなった女神ミューズが奏でる優美な音楽と舞。 ラヴェル自身が夢想したであろう、そのしなやかな風と爽やかな風はそれぞれ木管楽器とハープで、見事に体現されています。

【出演】中田昌樹(指揮者)

【演奏】モーリス・ラヴェル『序奏とアレグロ』 ゾルターン・ジェンジェッシ/フルート、ベーラ・コヴァーチ/クラリネット、エヴァ・マロシュ/ハープ、コダーイ・クァルテット(配信期間:2022年3月12日〜4月11日)

    イントロ&エンディング クロード・ドビュッシー『小さな黒人』 演奏/江澤隆行

【提供】笹川日仏財団

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