#33 ラヴェルとドビュッシー、それぞれのハープ

モーリス・ラヴェルとクロード・ドビュッシー。フランスを代表するふたりの作曲家に、ほぼ同時期に全く違った機構の新型のハープを開発したふたつの会社が作曲を依頼する。 前者は足元にあるペダルを操作して半音階を作り出すプレイエル社製の為に『序奏とアレグロ』を1905年に、後者は弦を増やして半音を容易に演奏するように考案されたエラール社製の為に『神聖な舞曲と世俗の舞曲』を1904年に作曲。それぞれの楽器の特徴を活かす名曲がこうして誕生しました。

【出演】中田昌樹(指揮者)

【演奏】クロード・ドビュッシー『神聖な踊りと世俗の踊り』より「神聖な踊り」 Ellen Bødtker (hp)、Sjur Bjaerke (cb)、Vertavo String Quartet(配信期間:2022年3月19日〜4月18日)

    イントロ&エンディング クロード・ドビュッシー『小さな黒人』 演奏/江澤隆行

【提供】笹川日仏財団

Follow me!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP