ドビュッシーは「『祭』は、光が煌めくような雰囲気を持つ踊るようなリズムであり、動きである。それは祭の中を通り抜け、祭と溶け合う行列で、まばゆく空想的な幻影のエピソードで、音楽と全体のリズムに関わる光の粒子と祭との混合物である」と語った、と。
祭の喧騒の中に、ドビュッシーは光を見出していたのでしょうか!
【出演】中田昌樹(指揮者)
【演奏】クロード・ドビュッシー作曲『夜想曲』第2曲「祭」 準・メルクル/指揮、フランス国立リヨン管弦楽団・ライプツィヒMDR放送合唱団/演奏
イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行
【提供】笹川日仏財団